New Project.ひとともりとコラボ
- じん
- 床暮らしLABOのじんぼです。
タイトルの通り、床暮らしLABOで新しいプロジェクトがスタートしそうな予感です。
今回からプロジェクトから商品化までの様子をレポートしていきたいと思います!
ひとともり一級建築士事務所
2019年に「奈良福智院にある「ひとともり」の内覧会へ」でもおじゃました記録も残っている「ひとともり」。
HAREMの東京ショールームを設計してくれた奈良の一級建築士事務所です。
一級建築士事務所でありながら、生姜足湯休憩所や、宿泊できる「宿 一灯」も併設しています。
ひとともりは生活のデザインをしています。
「建築」を通して、豊かな空間の価値を。
「宿泊」を通して、記憶に刻む風景を。
「健康」を通して、暮らしへの意識を。ひとともりには二つの意味があります。「人と森」「一灯」です。
どんな事でも自然や環境そして人を手掛かりに真心を込めて美しいデザインを行うことを誓った私達の屋号です。
(ホームページより)
以前からお世話になっている、ひとともりの建築士・長坂さん。
今回のプロジェクトの発端も、Kissyがひとともりに遊びに行かせてもらっていたときにお話したのがきっかけでした。
ことのはじまり
2021年の春のある日、長坂さんのところに遊びに行ったkissy。
- kissy
- 床暮らしLABO研究員 兼 HAREMのプロダクトデザイナー。代表作につみきソファなど。
そこで見せてもらったのが、プログラミングを使ったカットで、1枚の合板を無駄なく使えるという技術。
この技術をつかった、釘やネジを使わずに組み立てる椅子や建具を見せてもらいました。
もともと長坂さんはご自身の建築の中でも、内装や建具、インテリアなどに合板をつかうことがあるそう。
そして長坂さんに話を聞き、家と家具の間のようなプロダクトにとっても魅力を感じたkissyは早速この考えを書き起こしました。
書き起こしたアイディアノートの一部。
HAREMの看板商品、kissyがデザインしたつみきソファは、自分で作れるソファ。
そのつみきソファと、自分で作れる家具..
「これは組み合わせるとおもしろいぞ」、とどんどんアイディアが湧いてきます。
kissyのあつい想いは、本人からまた別の機会にでも。
住む、家具
家具は買い替えられる。
すぐに捨てられる、すぐに新しいものに買い替えられる。
消耗品として。でも、家は頻繁には買い替えられない。
何十年も暮らすこと、家族の環境や形が変わることを想定して作られる。
子供の成長とか、老後とか。家具だって家族とともにありたい、家族の成長と一緒に。
捨てなくていいじゃないか、何年も一緒に住める家具を作りたい。
そんな想いを持って、kissyはふたたび長坂さんのところへ向かいました。
New Projectのはじまり
2021年4月某日。
kissyはひとともりにお邪魔して、この想いを長坂さんに伝えます。
長坂さんの、「やりましょう」のひとことで、ひとともり×HAREMの新しいプロジェクト「住む家具(仮)」がスタートすることになりました。
家×家具、
建築×床暮らし、
ひとともり×HAREM
「一級建築士事務所ひとともり」と、ローソファ専門店HAREMのコラボレーション。
家具という枠からでて、新しいアイディアが生まれていきそうです。
どんなものが生まれるのか楽しみ。
床暮らしLABOは、商品化までの道のりや想いなどをお伝えしていきたいと思います。
それではまた次回!
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つみきソファをデザインしたプロダクトデザイナーkissy。インテリアコーディネート例やアイディア、愛娘とのつみきソファのある暮らしなど。
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