アウトドア×ローソファとキャンプ
- キャンプ好き床ラボ研究員、じんぼです。
いきなりですが、実は床ラボでは2017年頃からアウトドア向けのローソファ開発が水面下で進められています。
屋上で耐久を実験されているアウトドアローソファの試作と、持ち運びできる「Lupita」の2種類。
今回、この2つの試作品を持ってキャンプで使い心地を試してきました。
まずは簡単にそれぞれのご紹介。
– 1. 野ざらしソファ(仮)
こちらが本社の屋上で、雨風にも、夏の暑さにも、冬の寒さにも耐えながら放置されつづけ 野ざらし実験をつづけているアウトドアローソファの試作。
・カバーにはテント生地を使用
・中材は水通しの良い素材なので丸ごと水洗いもOK
・でも座り心地も良い
野ざらし実験を初めて約2年ほど経ったでしょうか。
シミなどの汚れは多少ついてしまいましたが、ボロボロになったりもせず座り心地も変化なし!
「実験中アウトドアローソファ」だとちょっと長いので、ここでは「野ざらしソファ」と呼びたいと思います。
– 2. コンパクトにもちはこべるローソファ、「Lupita」
こちらもまだ試作の段階ではありますが、ざっくり形は仕上がってます。
コンセプトはというと、
・コンパクトに収納できる
・持ち運びらくらく
・もちろん室内でも使える
・アウトドアにもぴったり
「Lupita」の使用イメージ
中材にはアウトドア向けの素材を使用しているので濡れても大丈夫。
もちろん生地もアウトドア生地なので、撥水もするし、すぐに乾きます。
コットンに革の持ち手のケースには、背もたれ、座面4枚、ジョイント用のマジックテープが収納されています。
– いざ、キャンプへ!
今回一緒にもってきたのが、
・アウトドア生地で作ったアームクッション
・守田漆器のスタンドライト「kinoko」
・THE TOKYO CORKのスツール、「STOPPER STOOL CLEAR」
※スタンドライトとスツールは、アウトドア向けではないです!
大阪のLABO&SHOWROOMで展示されているものたちをお借りしてきました。
光るkinoko。 左:野ざらしソファ/右:Lupita
– 使い勝手と、座り心地
野ざらしソファは、フレームがまだ開発中なので既存のアイアンフレームを使用してみました。
割とごっついフレームなので、しっかり支えてくれて良い感じ。
(くつろぎすぎなのでボケてる写真で。)
ソファ座面、背もたれともに厚みがしっかりあるので、地面の硬さや冷たさも全く感じません。
ただし、フレームも重く、ソファ自体もお世辞にもコンパクトとは言えないのでキャンプなどに持っていくには利便性は△です。
車の中でもなかなかの圧でした。
それもそのはず。こちらは、いわゆるバルコニーやテラスにおいていただくことを想定して開発をしています。
けど、ここから発展してキャンプなどのアウトドア向けにも応用していく予定なのでお楽しみに!
Lupitaは座面を前に繋げられるので、靴を脱いで足を投げ出してもよし。
くつろぎ方に合わせて長さを調整できます。
座面3枚を繋げると、靴を脱いだまま足を伸ばすのにぴったり。
フレームなども必要なくマジックテープでジョイントするだけ。好きな場所に、自由に設置できます。
収納重視で座面は薄めなのですが、レジャーシートのように薄くはないので、十分地面の硬さや冷たさもなし。
今回試したのは芝生ですが、小さめの砂利とかなら大丈夫そう。
ちょっとジョイントの仕方は改良が必要そうですが、キャンプでの利便性は◎じゃないでしょうか!
キャンプマットがわりにしたり、座面1枚だけを使って座布団がわりにしたりも良さそうです。
もちろんキャンプ以外にもピクニックとか、車中泊用に1台乗せておいたりとか、いろいろ使えそう。
男性が座っても十分くつろげるようです。
帰ってきてからのお手入れも、軽く水拭きするだけでちょっとした汚れも落とすことができました。すごく楽!いい!
厚めのテント生地なので、お手入れも簡単なのがうれしいポイントですね。
これから商品化に向け、いろいろ試して改良を重ねていこうと思うのでご期待ください!
最後に、この日はちょっと贅沢したお肉。ソファでくつろぎながら、至福のひとときでございました。